土鍋で雑多煮

UnityでXR・ゲーム開発をしています。学んだことや備忘録、趣味の記録などを書いていきます。

大学で初心者向けUnity勉強会&ハッカソンの主催をした話

年明け早々1月にイベントを主催したので、その記録や反省を書きたいと思います。

イベントの概要

  • イベント名:UnityThon
  • 期間:2022年1月8日から26日
  • 内容:初心者向け勉強会&ハッカソン
  • 対象:プログラミングの基礎的な知識がある会津大生

開催に至った経緯

一番の経緯は大学でのUnity人口を増やしたいと思ったからです。Unityは簡単にゲームを作れるゲームエンジンです。プログラミング初心者はもちろん、オブジェクト指向やチーム開発などを経験するにはもってこいのツールだと考えています。
さらに会津大学はコンピュータ系の大学にも関わらず、大学の半分くらいの生徒はプログラミングを勉強と思っています(おそらく)。しかしもっとプログラミングを楽しんで欲しいという思いから今回開催したいと思うようになりました。

準備

2021年11月学園祭
会津大学にはゲーム系サークルがなんと3サークルもあります。正確にはそれぞれ個性があるのですが... その3サークルの部長が学園祭で駄弁っていた際にゲーム系3サークルで協力しようという話が持ち上がります。その第一弾として特に共通な知識であるUnityの勉強会を実施しようということになりました。

12月
まず、3サークルや技術好きが集まっている団体の人に協力を仰ぎ、サポートについてくれる人や運営に協力してくれる人を集めました。何度か会議を行いイベント内容を詰め、タスク分担、スケジュール等をまとめました。12月後半にはデザインが得意な先輩にお願いしロゴやポスターのデザインを作っていただきました。Googleフォーム等を整備し、12月25日にアナウンスを行いました。1月頭に交流や連絡用にDiscordを整備し、参加登録をしてくれた方にメールでその案内を送りました。

私は勉強会資料作りを担当し、年末から年明け、勉強会前日ぎりぎりまで作りました。(徹夜)

勉強会

日程:第一回 1月8日、第二回 1月12日
場所:大学

参加者16人ほどで一人講師、サポート3人でちょうどいい感じに回すことができました。第一回は6時間に及ぶ長丁場でしたが、作った資料(スライド100枚)をほぼ消化することができました。

ハッカソン

期間:1月19日~1月26日
場所:オンライン

ハッカソン期間開始直前で福島県にまん延防止重点措置が発令されてしまい、当初ハッカソンもオフラインの予定でしたが完全オンラインに移行しました。

1月19日Git勉強会&キックオフ
前半でチーム開発に向けて、Git勉強会を行いました。 その後、キックオフを行い、チームの顔合わせを行いました。 ハッカソンは参加者14人で4チームでした。チーム分けはwindowsmac間で問題が発生しがちなのでそこを分け、その後同じサークルで固まらないように分けました。各チームに一人メンターをつけ、いつでもサポートできるようにしました。

1月22,23日
この二日間はメンターが常にスタンバイして質問にすぐ答えられる環境を作りました。(ホントは対面の予定だったのでまる二日がっつり開発できる日を確保してた)

1月26日最終発表会、表彰式
WebGLでビルドを行い、unityroomにアップロードしてもらい、参加者同士で遊べるようにしました。 表彰はオーディエンス賞とSA(メンター)賞で順位付けしました。

反省

勉強会

第一回勉強会は多少抜けはあったが重要な部分はあらかた網羅できていて難易度もちょうどよかったと思う。 第二回勉強会はそもそも資料が完成していなかったうえに内容もいまいち適当な部分が目立った。

ハッカソン

オンラインということやチーム開発に慣れていない人が多くいたが、そのサポートが足りなかったと思います。
最大の反省は最終発表会&表彰式において私の司会下手で進行がもたついたり、足早になってしまったり、盛り上がりに欠けてしまった点です。

今後に向けて

勉強会資料は今回のイベントで作ったものをブラッシュアップすれば来年も使えるものを作れたと思います。
司会に関しては慣れという部分も大きいと思うが、事前にリハーサルをするなど準備をしっかりしておくべきだったと思います。また、運営陣の人たちにチャットで盛り上げてもらっても良かったと思います。
全体としてはイベントとしてしっかり完遂できたのは大きいと思います。また、このイベントがきっかけでUnityを初めて、イベント終了後も質問に来てくれる人もいてめちゃくちゃうれしいです。自分の至らない点が多く反省は多いですが、それら含めて良い経験になりました。