土鍋で雑多煮

UnityでXR・ゲーム開発をしています。学んだことや備忘録、趣味の記録などを書いていきます。

2023年の振り返りと2024年の抱負

どうも、土鍋です。

もう2023年が終わってしまいますね。今年はなかなか起伏のある年になった気がします。ということで、例年通り振り返り記事を書いていきます。

2023年の振り返り

1月

インターン

MyDearestでゲームデザイナーインターンとしてディスクロニア三章に携わりました。

dyschroniaca.com

Flamersも12月から開始して引き続き働かさせていただきました。この頃からUI部分の設計などより深い部分に関わることができ、エンジニアとしての力を試されてるなと感じ、楽しかったです。

Flamers週2日、MyDearest週3日というスケジュールで働いていたので、休日はほぼだらだらして終わっていた気がします。もうインターン以外何もできませんでした。

2月

インターン

MyDearest
仕事を覚えてきて、ようやくまともにゲームデザイナーとして仕事になってきた感じでした。中途でゲーム会社から来た方も多いので、様々な業界の話を聞けたのも楽しかったです。

Flamers
六本木ヒルズにオフィスが移って(一年限定)、数日だけでしたが、ヒルズに出勤してきれいなオフィスで働く経験ができて最高でした。(コーヒータダ最高!)

初めての新聞掲載

福島民友さまに「自宅でも遭難がしたい!」を取材していただいた。初めての取材に緊張しましたが、とても良い記事仕上げていただいてめちゃくちゃ嬉しかったですね。

3月

インターン

GREE Camp
プランナー、デザイナー、エンジニアという構成で2日間でゲームを作り上げるインターンでした。どこまでインターン内容を明かしていいか分からないのですが、本当に貴重な体験ができたと同時に自分の力不足を感じました。短期間ですばやくゲームモックを作り上げる経験の無さが如実に影響しました。また、チームメンバーからのフィードバックで心境や悩みを開示してほしいというのをいただきました。言われて初めて気づきました。もともと弱音を吐くのは苦手なタチなのでこういうときは開示すべきなんだなと学びました。

MyDearest
VRゲーム会社で働くという稀有な経験をできたと思います。大学院試験勉強のためにインターンをやる余裕はないと思い、三ヶ月という短い期間になってしまいましたが辞めさせていただきました。ほんとにわがままを聞いていただいてありがたい限りです。

4月

院試の勉強

1月から3月もうっすらやってましたが、インターンにほぼ平日毎日行っていたので、まるで進んでいませんでした。インターン行くのを中断し、院試対策のみに注力することにしました。大学一年時の参考書もまるで理解できないようになっていたのであらためて、復習からはじめました。

5月

全国数社の地方紙に記事掲載

共同通信社様に「自宅でも遭難がしたい!」を取材していただいた。その記事は全国数社の地方新聞に掲載されました。

mainichi.jp

技術書典

ブログを雑に書くことは今までにやってきましたが、ちゃんとした本を書くという経験はなかったので貴重な経験をさせていただきました。ちゃんと"技術書"って感じだ~!と感動したのを覚えてます。

院試の勉強

研究計画を立て始めましたが、めちゃくちゃ沼りました。そもそもまともに研究をしたことがなかったので、書き方から手探りでした。最終的に多くの人に添削していただいて、ひとまず形にはなりました。

6月

テレビ出演

人生で初めて自分たちをテレビで取り上げてもらうという経験をしました。

www3.nhk.or.jp

院試の勉強

ここらへんでやっとまともに問題集の基礎が理解できるようになりました。といっても試験問題を解けるレベルではなかったので、ひたすら問題集やってました。

7月

院試

某奈良の大学院を受験したのですが不合格でした。おそらく研究計画の拙さが一番大きいと振り返ると思います。かなり自信を失いました。この後も受験が控えているのにも関わらず、数日全然集中できなくなりました。ここらへんが一番気分的に落ちていたと思います。

8月

院試

筑波大大学院を受験しました。不合格が出た後&推薦でかなり合格者がいたという噂があって、とにかく不安でしかなかったです。自分がやってきたすべてに自信を失いかけましたが、なんとかモチベを取り戻し受験の日を迎えました。当日ははっきり言ってあんまりできた感触がなかったので、不安で不安で仕方なかったです。

9月

院試合格

とにかく嬉しかったです。数ヶ月の努力とこれまでやってきたことの経験が生きた気がして報われた気持ちになりました。また、多くの人に支えられた結果でもあります。本当にありがとうございました。

院試対策(研究室見学など)は早いに越したことはないので、数日後に合格体験記をすぐに書き上げ公開しました。

donabenabe.hatenablog.com

10月

Flamersインターン再開

院試が終わったら戻ると言ってインターンを"中断"という形にさせていただいていました。こんな使いづらい人材切ってくれても普通なのに再び働かさせていただけることに感謝です。

Quest3発売

発表後すぐに予約して購入しました。これがあれば絶対面白いことができると確信していたので届いて早速、ライブラリのMR新機能を触ってみました。

donabenabe.hatenablog.com

11月

Quest3特化ゲームプロジェクト発足

Quest3のMR機能をフルに生かしたゲームを作りたくて、サークルで募集してプロジェクトを発足しました。マルチプレイやらSpatialAnchorやらが普通にゲーム作るのとはかなり違う開発体験で、なかなか苦労しています。コミケを目標にしていましたが、間に合わず、今は3月頃に公開できることを目指しています。

12月

国学VRハッカソン

23、24(イブ?なにそれ)でハッカソンがありました。徹夜で作業してなんとか動くものが完成しました。

全国学生VRハッカソン チーム墜落したってダイジョウV - YouTube

感想としては、もう少し提示した審査基準に準拠したものをつくることが賞につながるんだろうなと感じました(当たり前ではある)
優勝準優勝がプラットフォームやら基盤システム的なものだったので、一つのものにフォーカスしたものより拡張性があるものが事業性あるとして評価された感覚を受けました。
でも審査員以外の人二人から優勝すると思ってたって言ってもらえたのは嬉しかったですね。点数も1点差くらいで接戦だったらしい。

来年の抱負

やはり一番大きい環境変化は大学院進学です。大学院でも引き続きXR関連の研究ができる先生のもとで研究するので、今までの知識を活かしつつ、最新の領域を切り開く経験をできると確信しています。また、学ぶ環境も人間関係も新しく構築され、広がります。そして絶対に自分の成長を加速させる環境だと思います。それを享受しつつ、圧倒的成長を遂げたいです。

またもう一つ挑戦していきたいのは、コンテンツを完成させて世に出すことを成し遂げたいです。今まで多くの場合作って満足、コミケで配布して満足くらいの感覚で作品を作ってきましたが、完成度高くしっかりとストアなどにアップして人の手に回っても恥のない作品を作る経験をすべきだと最近は思っています。これは今後の仕事や研究においても、クオリティを妥協しないというのは生きてくると思うので挑戦していきたいです。

今年も多くの人に支えられて生きてこれました。ありがとうございました。2024年の土鍋も引き続きよろしくお願いします。